連携医療機関：大阪歯科大学付属病院 / 市立東大阪医療センター / 大阪赤十字病院 / 国立病院機構大阪医療センター / 八尾徳州会総合病院 / 医真会八尾総合病院
当院は「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」です
当院は、平成28年4月1日より、厚生労働省指定の「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所（か強診）」になりました。
か強診は、一人の患者さんを乳幼児から生涯にわたり安心・安全な歯科医療を提供していく医院のことで、虫歯や歯周病の重症化を予防し、定期的にお口の健康の向上・増進を図ることで、患者さんの健康へ寄与することを目的とし、これらのサポートを行える施設基準を満たす歯科医院が認定を受けることができます。全国で認可を受けた歯科診療所は10％程度しかありません（平成29年4月1日時点）。
医療機関や介護保険施設、地域包括支援センターなど地域で連携し、安心できる歯科医療をご提供します。
連携医療機関：大阪歯科大学付属病院 / 市立東大阪医療センター / 大阪赤十字病院 / 国立病院機構大阪医療センター / 八尾徳州会総合病院 / 医真会八尾総合病院
か強診を受診するメリット
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所では、か強診でない一般の歯科医院と比べて、健康保険の適用範囲が拡大されています。
- 毎月メインテナンスが
受けられる - 3ヶ月に1回までの回数制限があるメインテナンス（検査・歯石除去・クリーニングなど）が、毎月保険適用で受けていただけます。
- 毎月フッ素湿布が行える
- 保険適用でフッ素塗布を行う場合は、3ヵ月の間隔を空る必要がありましたが、毎月保険適用で受けていただけます。
- 在宅・訪問ケアでの
指導・訓練が保険適用に - ご自身で来院が難しい患者様を対象に、訪問診療で行う口腔ケアやリハビリテーションなどの指導・訓練が保険適用できます。
か強診に認定されるには
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所に認定されるためには、以下の様な条件を満たし、患者様が安心・安全に治療を受けることができる体制を整えていることが必要です。
- 歯科医師や歯科衛生士など人員体制が充実している
- 医療安全対策や高齢者の口腔機能管理の研修を終了している歯科医師が在籍している
- 歯周病安定期治療や補綴物の維持管理、訪問歯科診療の実績がある
- 緊急時に対応できる設備や器具の設置や体制が整備されている
- 医科や介護・福祉サービス等、地域の幅広い医療機関と連携している
- 徹底した衛生管理を行っている など
かかりつけの歯科医院が必要な理由
今まで歯科医院は、虫歯や歯周病など何かお口のトラブルがあるときに治療しに行くところというイメージでした。
しかし近年では、お口の健康が食事や会話などQOL（生活の質）だけでなく、心疾患や糖尿病、認知症などの全身の健康と関係していることが広く知られるようになり、口腔ケアが重要視されています。そのため、かかりつけにしている病院や医師と同じように、信頼して気軽に相談できる「かかりつけの歯科医」をもち、長期にわたるお口の検診や管理をすることは、お口の健康だけでなく、全身の健康を守ることに繋がります。
歯科医師や歯科衛生士による「プロケア」と患者様がご自身で行う正しい歯みがきなどの「セルフケア」で、継続的に予防管理し「悪くなる前に予防する」ことを心がけましょう。
お近くの地域でかかりつけの歯科医院を選ぶ際に、「かかりつけ歯科医機能強化型診療所」を選択することは、予防歯科を重視するうえでの一つのポイントになるかと思います。
当院では早くから予防中心型の治療に取り組んでおり、10年・20年先を見越した歯科医院を目指し、患者様のQOLを考えた包括的歯科医療を実践してまいりますので、歯やお口のお悩みがございましたらお気軽にご相談下さい。